男性サプリ採点表「コストパフォーマンス部門」
日本でもすっかりサプリメント文化が定着し、薬局やドラッグストア、コンビニやネット通販でも気軽に購入できるようになりました。
品揃えも豊富になるとともに価格帯も広がり、選択肢も増えました。
しかし、基本的にサプリは毎日摂るものですので、やはりコストは無視できません。
そこで、数ある男性サプリの中から、独自の基準で「コストパフォーマンスの高い商品」をランキングしてみました。
コストパフォーマンス部門・第1位
「クラチャイダムBLACK」(94/100点)
実勢価格:2,371円(1カ月分)
高価なイメージのある「クラチャイダム」をリーズナブルな価格で提供したのが高評価の理由。
東南アジアに自生するクラチャイダムは、日本では「黒生姜」や「黒ウコン」と呼ばれていますが、このクラチャイダムBLACKは徹底的に「黒」にこだわったサプリなのです。
・アンチエイジング効果の高い「黒セサミン」
・強壮剤として定評のある「黒マカ」
・免疫力とスタミナ補給のための「黒ニンニク」
さらに、クラチャイダムに含まれるアルギニンを中和させるための「黒酢」
……という風に検証してみれば、単なる言葉遊びではなく、非常に理にかなった配合のサプリメントに仕上がっていることがわかります。
コストパフォーマンス部門・第2位
「NOW Foods・アルギニン&シトルリン500」 (93/100点)
実勢価格:1500円~2000円程度(40~120日分)
このサプリメントは基本的に海外輸入品ですが、アマゾンや楽天市場などで簡単に個人輸入できます。
サプリ先進国・アメリカで圧倒的なシェアを誇る「NOW Foods」のラベルは、サプリマニアならすっかりお馴染みでしょう。
各種強壮成分がテンコ盛りの、いわゆる「男性向けのナイトサプリ」と違い、この「NOW Foods・アルギニン&シトルリン」のメインターゲットは、筋トレ愛好者。
そのため、有効成分もアルギニンとシトルリンのみに絞り込んでいます。
成分含有量はそれぞれ1000mg&500mgという高配合でありながら、合算成分1gあたり18.67円という、脅威的なコストパフォーマンスになっています。
コストパフォーマンス部門・第3位
「オーガランド・トンカットアリ&アカガウクルア」(90/100点)
通常販売価格:1980円(1カ月分)
低価格サプリメントで有名なオーガランドも男性サプリをリリースしています。
天然のアルギニンを豊富に含むトンカットアリと、性欲減退に抜群の効果があるアカガウクルアの組み合わせは、男性の下半身の悩みを幅広くサポートします。
さらに、シトルリンやオルニチン、亜鉛、マムシエキスなども配合したこのサプリメントは、「サプリ業界のユニクロ」と異名をとるオーガランドらしく、非常にリーズナブルな価格で提供されています。
コストパフォーマンス部門・第4位
「マカディア」(85/100点)
通常販売価格:2,000円(1カ月分)
強精成分にも色々な種類がありますが、とにかく「マカが一番!」という人には最適のサプリでしょう。
マカには強力な強壮効果があり、精子の量を増やすので不妊にも効果があります。
また、日々の元気をサポートしますので、多忙で疲れ気味の人にもお酒を飲む機会が多い人にも役に立つ成分なのです。
このマカディアは無農薬のマカ粉末100%を使用。
1粒あたりのマカの配合量も250mgと豊富なので、文句なくコスパは高いといえるでしょう。
コストパフォーマンス部門・第5位
「ヴィトックスα」(81/100点)
希望小売価格:19800円(1カ月分)
さて、コスパ部門にヴィトックスαがランクインしていることに驚いた人もいるでしょう。
何といってもペニス増大サプリのジャンルでは、ヴィトックスαは有名ブランド扱いですから。
自分の性器にコンプレックスを持っている男性にとっては「一度は試してみたいサプリメント」として羨望の対象にもなっているほどです。
実際、1カ月分で約2万円という価格は、決して安いとは言えません。
とはいえ、コストパフォーマンスとは「費用対効果」の意味。
少々値が張っても、それに見合う効果があれば、コスパは高いということになるのです。
ネットでヴィトックスαの口コミを読めば、その価値が分かるはず。
おまけにヴィトックスαは、まとめ買いサービスや無料プレゼントなどのキャンペーンを随時行っていますので、それらを利用すれば、半額以下の8000円台で購入するのも可能になるのです。
1日あたり300円を切る価格になりますので、これなら若い人にも手の届くサプリメントだといえるでしょう。
男性サプリ採点表~性欲増進部門
昨今のサプリメントブームに伴い、男性サプリもすっかり市民権を得た感があります。
昔なら、こそこそと他人の目を気にしながら買った精力剤も、今では垢抜けたパッケージになって、堂々と購入できるようになったのです。
勿論、「マムシ」や「スッポン」といった昔ながらの強壮成分を頑なに継承している商品もありますが、一方で最新科学によって開発された有効成分をフューチャーした商品もリリースされています。
ここでは「近頃めっきり性欲が減退した……」という殿方のためのサプリを紹介したいと思います。
あなたに合うのはお馴染みの強精剤か、それともスマートなナイトサプリなのか?
是非、じっくり読んで購入の参考にしてください。
性欲増進部門・第1位
「バイタルアンサー」(93/100点)
バイタルアンサーの自慢は、1日あたり1,600mgという驚くべきアルギニンの配合量でしょう。
さらにシトルリンを500mg加えることで、合算すると2,100mgもの有効成分を摂取できるのです。
これは平均的な男性サプリの倍以上の数値になりますので、「これで効果が出ない方がおかしい」と思ってしまうくらいのサプリですね。
バイタルアンサーは、その二大成分以外にも、亜鉛、オルニチン、トリプトファン、葉酸、各種ビタミンなど、20種類以上の有効成分が配合されています。
最近、ムラムラする機会が減ったという方や、セックスがうまくいかない方は、とりあえずこのバイタルアンサーの力を借りてみてはいかがでしょうか?
性欲増進部門・第2位
「クラチャイダムゴールド」(90/100点)
アルギニンを含む天然素材として、近年、注目度が急上昇しているのが「クラチャイダム」です。
滋養強壮作用だけでなく、ポリフェノールやミネラルが豊富で美容にも効果絶大とあって女性愛用者も右上がりに増加しているこのサプリメント。
高い強精効果を誇る「マカ」の2倍以上のアルギニンを含んでいることも、その人気の裏付けとなっています。
実はクラチャイダムが急にスポットを浴びたのは、原産国であるタイ政府が輸出を推進するようになったから。
これまでは「門外不出のタイの秘宝」として厳しく輸出制限され、サプリの原料として使用するなど不可能であったクラチャイダムが、比較的安価に調達できるようになりました。
このチャンスに、あなたもこの「クラチャイダムゴールド」のパワーを体験してみませんか?
性欲増進部門・第3位
「マカ威龍」(87/100点)
マカ威龍は、「威龍」シリーズで有名な中国の北京佰龍医葯枝朮公司と、日本の芳香園製薬会社の共同開発により生まれた製品です。
サプリメントというより、「精力剤」と呼びたくなるようなレトロなパッケージングが、中高年の方にはかえって信頼感をおぼえるかも知れません。
三七人参、牡蠣肉エキス、亜鉛、蛇胆末、アヒル血胆末といった中国漢方由来の成分に加え、高濃縮タイプのマカを配合することで、「勃起率93%」という驚愕の臨床結果を可能にしたのです。
性欲増進部門・第4位
「Going+」(84/100点)
Going+は、男性の本能を呼び覚ますことを最重点に開発されたサプリです。
そのベースとなるのは「自然界のバイアグラ」といわれる「マカ」。
それに「ムイラプアマ」と「カツアーバ」という独自成分を加えた三本柱によって、天井知らずの強精作用を持ったサプリメントになっています。
このGoing+にはさらに、トンカットアリや高麗人参、シトルリンといった定評のある有効成分も配合。
性欲を旺盛にするだけでなく、いざ性行為におよんだ際にも強い味方となるでしょう。
性欲増進部門・第5位
「七宝人参」(80/100点)
七宝人参とは聞きなれない言葉ですが、その名の通り「七種類の希少成分が含まれている」という意味です。
高麗人参を筆頭に、砂漠人参、アンデス人参、シベリア人参、チベット人参、ブラジル人参、田七人参という七種類の人参エキスを凝縮して配合しています。
「人参」というとカレーや肉じゃがに入れる野菜のことを想像する方がいるかも知れませんが、野菜の人参は「キャロット」。
漢方薬などに珍重されている薬用人参の英語名は「ジンセン」であり、まるで違う物です。
その薬用人参に含まれる薬効成分は「ジンノサイド」と呼ばれていますが、この七宝人参はジンセノサイドの栄養素40種類が全て含まれています。
ジンセドサイドにはサポニンが豊富で、肝機能や血糖値の改善、糖尿病の予防、免疫力の向上などに効能があるのです。
しかし、一番の効果は血行促進作用。
身体機能を健康にして、性欲を増進させると同時に、男性自身も元気にしてくれます。
男性サプリ採点表「ペニス増大部門」
最近の男性サプリのトレンドといえば、やっぱり「サイズアップ」、つまりペニスを大きくする効果が期待できるサプリでしょう。
それらのペニス増大サプリの特徴は「シトルリン配合」ということです。
海綿体の血管拡張効果があり、副作用も少ないアミノ酸、シトルリンを主成分としたサプリメントを独自の基準で採点してみたいと思います。
ペニス増大部門・第1位
「ヴィトックスα」(94/100点)
サプリ先進国・アメリカで2年以上も売り上げトップを続けた、サイズアップサプリのパイオニア的存在。
単なる輸入品ではなく、日本人の体質に合わせて改良したのも高ポイントの理由です。
ペニス増大効果の源である「シトルリン」に加え、アルギニンやトリプトファン、リジンなどのアミノ酸からガラナ、マカ、トンカットアリ、アカガウクルアなどの植物由来成分、トナカイ角やスッポン、マムシ、サソリなどの漢方生薬……という具合に、洋の東西を問わず100種類以上の有効成分を配合。
増大サプリの頂点に君臨した名声に慢心することなく、絶えず進化を続けている姿勢がユーザーの高評価と膨大なレビューに直結しています。
ペニス増大部門・第2位
「ゼファルリン」(89/100点)
ペニス増大成分・シトルリンに加え、ストレス緩和効果のある「セロトニン」を配合することで、副交感神経の働きを高めました。
それは質の高い睡眠を実現しながら、自然とペニスを健康へと導くというコンセプト。
勿論、アミノ酸だけでなく、マカやスッポン、マムシなどの強壮成分も配合することで、サイズアップだけでなく、勃起効果にも期待できるサプリメントになっています。
ペニス増大部門・第3位
「リザベリン」(86/100点)
「三段式ペニス増大法」 がウリのリザベインはペニス増大率に定評があります。
開発者自身が実践し、編み出した結論は、「とにかく有効成分を濃縮して詰め込むこと」
シルトリンをはじめとするアミノ酸に加え、マカやトンカットアリ、果てはスッポンや冬虫夏草など、思いつく限りの強精・強壮成分を130倍に濃縮して配合するという贅沢なサプリメントです。
その結果、錠剤を3種類に分けて服用するという用法になったので、それを面倒だと感じる人がいるかも知れません。
ペニス増大部門・第4位
「バリテイン」(84/100点)
このバリテインも最近の男性サプリのトレンドである「3カプセル方式」になっています。
サプリを分割したことにより、200種類もの有効成分を配合することに成功しました。
また、吸収速度を速めるためにソフトカプセルを開発。即効性と飲みやすさを両立させています。
86種類もの野草発酵エキスを加えたこともバリテインの特徴の一つ。
日本人の体質に合わせて開発された、完全国内生産の商品であることも高ポイントになっています。
ペニス増大部門・第5位
「ギムリス」(83/100点)
ギムリスの最大の特徴は、「天然の媚薬」と称されている「クラボワスカ」を970mgも配合していること。
このクラボワスカは女性が摂取しても性欲をかき立てる成分ですので、男性が飲めば強烈に勃起を促す作用が期待できます。
勿論、ペニス増大の主成分であるシトルリンも1粒あたり750mgも配合されているので、サイズアップの性能も優秀です。
また、シトルリンとクラボワスカは非常に相性の良い成分らしく、同時に摂取すると相乗効果で更なる増大結果が見込めるでしょう。
男性の下半身に効く成分を検証する~「シトルリン」
サプリメント業界で、最近最も注目を浴びている成分が「シトルリン」です。
これまでの男性向けサプリは、「ペニスがギンギンになる!」とか「一晩で何連戦も可能!」といったウリの商品が多かったのですが、その中に「ペニスを大きくする」という革新的な付加価値のサプリが生まれたのです。
そんな男の夢を実現することに成功したのは、シトルリンというアミノ酸の発見からでした。
果たして、飲むだけで男性器がサイズアップするという噂は本当なのでしょうか?
(1)バイアグラにも匹敵する大革命
下半身に悩みを抱える男性にとって、バイアグラの登場は革命的な出来事でした。
しかしその恩恵はあくまでも勃起機能に問題のあるケースに限定されていました。
EDに悩む人がバイアグラを服用したら、容易に勃起状態になりますが、ペニスそのものが大きくなるわけではありません。
つまり、男性器のサイズにコンプレックスのある人を救済するものではなかったのです。
しかしシトルリンの発見によって、ついに短小に悩む男性を救うサプリメントが誕生したというわけです。
そのキッカケは1998年、アメリカの薬理学者ルイ・イグナロが「循環器系における情報伝達物質としての一酸化窒素の発見」の功績によってノーベル賞を受賞したことです。
彼は一酸化窒素に血管を拡張させる作用があることを証明したのですが、本来は心臓病などの治療効果に貢献するはずが、「海綿体の血流改善にも効果がある」という思わぬ副産物が付いてきたのです。
ちなみにバイアグラもイグナロ博士の研究を基に開発されたのですが、この「一酸化窒素の血管拡張効果」によって一躍脚光を浴びたのが「アルギニン」と「シトルリン」というアミノ酸でした。
(2)アルギニンとシルトリンの違い
アルギニンは、男性サプリを愛用している人にとっては、すっかりお馴染みの成分でしょう。
このアルギニンは、人体を構成する基盤ともいえるアミノ酸であり、精子の生産を増加させるなど、男性機能を高める各種の作用が認められています。
その一つに一酸化窒素の生成作用があり、ペニスの血流を改善させて勃起力を高める効果があるのです。
一方、シトルリンを摂取すると、体内でアルギニンに変換され、この際に一酸化窒素を大量に産出するのです。
つまり、どちらも最終的にはアルギニンになるわけですが、かといって「どちらを飲んでも同じ」というわけではありません。
アルギニンは下半身だけでなく、髪や肌、骨や内臓、筋肉の構成など広範囲に必要不可欠なものです。
ボディビルダー用のサプリにも含まれていることからも、その役割が分かりますよね。
かたやシトルリンはどうでしょう。
肩こりや肌荒れなどに対して若干の効能はあるものの、その最大の特徴は「血管拡張効果」なのです。
アルギニンほどオールマイティーな役割はありませんが、こと一酸化窒素の産出量に関してはアルギニンを遥かに上回ります。
つまりシトルリンは、「ペニスの血管を拡張し、血流を増加させることに特化した成分」だといえるでしょう。
(3)なぜペニス増大サプリにシトルリンが使われているのか?
アルギニンもシトルリンも、体内に取り込むことで一酸化窒素が生産され、血管が膨張して血流量が増加するというメカニズムを持っています。
それでは、従来のアルギニンサプリを飲めば、シトルリンサプリと同様の効果が得られるのでしょうか。
勿論、アルギニンにも血管拡張作用がありますので、ペニス増大効果もゼロとはいえません。
しかし、アルギニンは人体を構成するあらゆる要素の源といってもいい成分であるため、ペニスの機能改善だけに働くものではないのです。
アルギニンだけで充分なペニス増大効果を得ようとするなら、成分濃度を高めなくてはなりません。
とはいえ、アルギニンには副作用もありますので、大量に配合するわけにはいかないのです。
その点、シトルリンは下半身の血管拡張に優先的に働くという特性があります。
つまりアルギニン濃度を上げるより、シトルリンを多く配合したほうが無駄なくペニス増大効果が得られるわけです。
そういう意味でシトルリンはまさに「ペニス増大のためのアミノ酸」だといえるでしょう。
(4)シトルリンに副作用はあるの?
シトルリン(Citrulline)の由来は、スイカを意味するラテン語「citrullus」にちなんだ物です。
その名の通り、スイカやキュウリなどに含まれますが、それらを食べてペニス増大効果を得ようとするなら、毎日多量に食べる必要があるため、サプリで摂取するほうが合理的なのです。
シトルリンはアルギニンと違い、肝臓では代謝されず、腎臓でアルギニンに転換して血管を拡張させます。
アルギニンと比べて内臓への負担も少なく、大量に飲んでも尿として排出されるので、副作用の心配も少ない成分だといえるでしょう。
男性の下半身に効く成分を検証する~「クラチャイダム」
クラチャイダムは、タイでは1000年以上も前から滋養強壮の民間薬として愛用されてきた歴史があります。
特に、バイアグラなどのED治療薬に似た成分を含んでいるため、天然の勃起薬としても珍重されてきたのです。
その効果は男性向けのセックスサプリメントに、こぞって採用されていることからも分かりますね。
では、そのクラチャイダムの実力はどんなものなのでしょう?
副作用はあるのでしょうか?
様々な角度から検証してみましょう。
(1)タイでは「国民薬」として親しまれてきたクラチャイダム
このクラチャイダムは、マカや朝鮮人参、トンカットアリと同じように根菜の一種です。
あまり耳馴染みのない名前ですが「沖縄では黒生姜や黒ウコンと呼ばれている」と聞くとイメージが湧くでしょう。
日本でも生姜やウコンは健康に良い食材として親しまれていますが、このクラチャイダムも実に幅広い効能があります。
滋養強壮効果をはじめ、
・精力増強
・肉体疲労の改善
・血流の改善
・冷え性対策
・筋力アップ
・脂肪燃焼効果
などが期待できるのです。
そのため、タイでは昔ながらの民間薬として老若男女問わず愛用されてきたのです。
クラチャイダムに多数の薬効があるのは、様々な栄養分がバランスよく含まれているからなのです。
(2)クラチャイダムが「天然のED薬」と呼ばれる所以
東南アジアでは民間の万能薬として知られていたクラチャイダムが、日本でにわかに注目されたのは、その「男性サプリとしての実力」からです。
含有されている成分を列挙しただけで、効き目が想像できるでしょう。
アルギニン
近年の男性サプリに必ずといっていいくらい配合されている成分が、このアルギニンです。
アルギニンは、体内の一酸化窒素(NO)を増加させ、全身の血行をスムーズにします。
脳梗塞や動脈硬化、心臓疾患の予防にも効果的である一方、ペニス内部の海綿体の毛細血管にも血液を多く供給するため、勃起力を改善する作用があるのです。
クラチャイダムには、これ以外にもトリプトファンやBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)といった必須アミノ酸やアスパラギン酸などの健康成分が豊富に含まれています。
各種ポリフェノール
クラチャイダムには、様々なポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは赤ワインやココアなどにも含まれている抗酸化物質で、美容やアンチエイジングに効果があることはよく知られていますね。
しかし、クラチャイダムが勃起力を高める植物として注目されたのは「ポリメトキシフラボノイド」というポリフェノールです。
ポリメトキシフラボノイドには「PDE5阻害効果」があるのですが、これがとんでもない成分なのです。
ペニスが勃起するのは海綿体に血液が満たされるからなのですが、海綿体の中にはPDE5という酵素もあり、興奮状態が収まると、このPDE5を分泌することで勃起を終わらせるのです。
しかし、このPDE5の分泌を防ぐようにすれば、勃起状態が持続するわけです。
この作用を利用したのがバイアグラに代表されるED治療薬です。
そして、PDE5阻害効果を持つポリメトキシフラボノイドを含むクラチャイダムも同様に、勃起状態を持続させる効果のあるハーブなのです。
鉄分や亜鉛などのミネラル
クラチャイダムにはミネラルも豊富に含まれています。
その中でも特に男性に恩恵があるのは「鉄分」と「亜鉛」でしょう。
ペニスを勃起させる源は血液です。
良質な血液にはヘモグロビンが不可欠で、そのヘモグロビンの生成を司るのが鉄分なのです。
また、亜鉛は精巣や精子を構成する重要な物質であり、市販されている大半の賛成サプリに含まれています。
(4)クラチャイダムの副作用は?
クラチャイダムは、東南アジアで長きにわたって愛用されてきたハーブですので、副作用の心配はほとんど無いと言ってもいいでしょう。
ただし、生姜には若干の刺激がありますので、胃腸が弱い体質の方は適量を心がけてください。
また、生まれつき「生姜アレルギー」だという方は、摂取を控えた方がいいかも知れません。
男性の下半身に効く成分を検証する~「トンカットアリ」
トンカットアリは最新の男性サプリのほとんどに配合されている成分です。
その名前から、昆虫の「蟻」と混同されることも多いのですが、同じように強壮効果があっても、トンカットアリは植物です。
男性機能の向上に抜群の効果がある反面、非常に希少で高価な成分なのです。
(1)トンカットアリが高価な理由
一般的に「精が付く」と言われている植物には、「葉物野菜」より「根菜」が多いようです。
最も代表的なものは「朝鮮人参」ですね。
また、「マカ」や「クラチャイダム」も同じく根菜です。
その中でもトンカットアリは特別希少なものとして知られています。
東南アジアの熱帯雨林に自生するトンカットアリは、人間の手で栽培することができません。
しかも、有効成分として使用できるのは、根っこの先端部分だけですので、サプリメントの材料としてはとても高額な部類になるわけですね。
(2)トンカットアリの特徴は、凄まじい男性ホルモン増進効果
マカやクラチャイダムという強壮成分のある根菜類と比べても、トンカットアリが頭一つ抜けている武器があります。
それは、「テストステロンの増加作用」です。
トンカットアリを一週間摂取した後、テストステロンが約5倍も増加したという治験結果もあるくらい、強力な成分なのです。
ご存知の方もおられるでしょうが、テストステロンは男性ホルモンの一種で、特に「性欲」に影響を与える成分とされています。
そのため、男性用のサプリメントに配合されることが圧倒的に多いのです。
勿論、コストが高いので、ある程度高価なサプリにしか使われませんが、もし、「最近、セックスする気が起こらない」という男性がいたら、このトンカットアリが含まれた製品を選べばいいでしょう。
(3)強制的に「やる気」にさせる、トンカットアリ
トンカットアリは精子の生産量を増やしたり、海綿体の血流を活発にするといった効果より、「性行為に対する欲求」を向上させる作用に長けています。
ひらたくいえば、男性をムラムラさせる成分だといえるでしょう。
なんでも、「去勢した実験用のマウスに与えたら、交尾を始めようとした」というエピソードもあるくらい、性欲を刺激する植物なのです。
したがって、「ヤル気満々でベッドに入ったのに、全く硬くならなかった」とか「途中で中折れした」という症例なら、他の成分(アルギニン系や亜鉛、マカなど)をメインにしたサプリメントがベターかも知れません。
しかし、「夫婦生活の回数が減った」とか「裸のグラビアなどを見ても、性欲が湧かなくなった」という男性は、是非このトンカットアリが含まれたサプリにトライしてください。
(4)トンカットアリに副作用はあるの?
トンカットアリは自然に生えているハーブですので、よほど過剰摂取しない限り人体に悪影響はありません。
勿論、摂り過ぎると吐き気や下痢といった胃腸障害がありますが、トンカットアリは高価な原料ですので、そこに至るまで多量に摂取する可能性は低いでしょう。
ただし、「男性ホルモンが増えると困る」という人は注意が必要です。
具体的には「AGA」(男性型脱毛症)に悩んでいる人などです。
もしAGA対策でプロペシアなどの医薬品を服用している男性は、薬効を半減させる恐れがあるため、トンカットアリが配合されたサプリは避けた方がいいでしょう。
男性の下半身に効く成分を検証する~「オキソアミヂン」
忙しい現代人にとって、もはやサプリメントは日常生活に欠かせないアイテムです。
サプリメント業界も日進月歩で、昔から精力剤に用いられてきた「おなじみの成分」もあれば、最新の研究で発見された新しい成分も商品化されています。
そんなサプリの中で今、俄然注目を集めているのが、「オキソアミヂン」なる成分です。
未だ聞き慣れない名前ですが、そのパワーの源は「ニンニク」です。
なんでも疲労回復や精力増進といった男性には嬉しい効果もある他、冷え性や便秘、更年期障害の緩和という女性が喜ぶ効能もあるとのこと。
そんなオールマイティーな新成分、「オキソアミヂン」の実力を検証してみましょう。
(1)ニンニクから生まれた新戦力・オキソアミヂン
ニンニクに含まれる有効成分と聞くと、真っ先に「アリシン」を思い浮かべるかもしれませんね。
ニラやネギ、タマネギにも含まれる独特な匂いの元で、このアリシンが健康に良いということが広く知られていたのです。
疲れた時や、ここ一番のパワーが欲しい時は、周囲に迷惑かけるのを承知でニンニクやニラを口にした人も多いでしょう。
しかし、近年の研究によって、ニンニクの強壮成分の大半は、アリシンよりもむしろ「オキソアミヂン」に存在するということが解明されたのです。
(2)もはや万能薬!? オキソアミヂンの幅広いパワー
オキソアミヂンは未だその全貌が解明されていない新しい成分です。
しかし、現在知られているだけでも、健康に関わるあらゆるトラブルの改善が期待できるほど、優れた成分なのです。
ざっと挙げただけでも、
・疲労回復
・食欲増進
・血糖値の正常化
・肝機能改善
・脳梗塞の予防
・更年期障害の緩和
・冷え性
・便秘
・肌荒れ
・むくみ
・肩こり
・勃起不全
……と様々な効能が報告されているのです。
(3)オキソアミヂンに副作用はあるの?
以上のようにオキソアミヂンには様々な効果が期待できますので、「よし、これから頑張ってニンニク食べるぞ!」と思った人もいるでしょう。
しかし残念ながらニンニクだけで必要量のオキソアミヂンを摂取するのは難しいのです。
オキソアミヂンの効果が充分に発揮されるには、1日あたり200mg摂取するのが望ましいとされています。
それだけの量をニンニクで賄うとしたら、丸ごと1玉以上食べないといけません。
毎日そんな多量のニンニクを食べたら、体中から強烈な臭いがするでしょうし、健康になる前に胃腸が荒れまくってしまうでしょう。
言い換えれば、オキソアミヂンを食物で摂取すると、とんでもない副作用が待っているわけです。
オキソアミヂンは、基本的にサプリメントで摂取するのが適切なのです。
サプリによる副作用はほとんど報告されていませんので、疲れ気味で性生活が不調な男性も、更年期による諸症状に悩んでいる女性も、気軽に試してみては如何でしょうか?
(4)オキソアミヂンが一番効くのは……
こんなに万能なオキソアミヂンですから、当然ながら色々なサプリに配合されて市販されています。
では、最もオキソアミヂンが使われているサプリはどんなジャンルのものでしょう?
それは「男性向けのサプリメント」です。
具体的には勃起をサポートしたり、ペニスを大きくする目的で開発された製品です。
オキソアミヂンはその強力な滋養強壮作用によって、男性を内臓から元気にして、性欲を増進させます。
さらにビタミンBの吸収を助けることで精子の生産量を増やします。
しかし、何といってもオキソアミヂンの最大の特徴は全身の血行を促進させることです。
男性器への血流量を増やすことで勃起力をアップさせるとともに、「シトルリン」というアミノ酸と併用すれば、ペニスの増大効果が期待できるのです。
結論としては、「オキソアミヂンは健康全般に効果があるが、特に男性の下半身を元気にする成分である」ということになります。