精力剤と男性サプリはどう違う？

今も昔も、下半身に悩みを持つ男性は多いものです。

そんな男性のために、古来より様々な漢方薬や強壮成分が研究され、販売されてきました。

いわゆる、スッポンやマムシなどを原料とした「精力剤」と呼ばれるものです。

それでは、その精力剤と男性向けサプリはどう違うのでしょう？

（1）強精剤でペニスを大きくするのは可能？

昔の強精ドリンクのCMなどを見ると、まるで「三日三晩でもセックスできるんじゃないの?」と勘違いしてしまいそうな大袈裟な宣伝ばかりでした。

しかし、どれだけ誇大な広告であっても、「飲むだけでイチモツが大きくなる」というものはありませんでした。

これが何を意味するのかといえば、従来の強壮成分では「ぺニス増大」というのはどうやっても不可能な技術だったのです。

時は流れ、今は21世紀。

人間の体のシステムや栄養素に関する研究が進み、様々なニーズに応じたサプリメントが開発され、手軽に購入できる時代になりました。

花粉症に効果があるもの、睡眠をサポートするもの、パソコンやスマホによる疲れ目を緩和するもの……

そんな中、男性の性機能に関するサプリも多数リリースされています。

強精剤の成分は、「昔から体に良いとされてきたもの」が多く、いわば「経験則」に基づいたものでしたが、最先端のサプリメントは人体の生理やメカニズムを詳細に分析した結果によって開発された「アスリート目線」のものだといえるでしょう。

そんなサプリメント全盛の時代になり、ようやく「男の夢」が叶うようになったのです。

ペニスを大きくするという「夢のような技術」を可能にしたのは「L-シトルリン」というアミノ酸でした。

シトルリンには、一酸化窒素を増加させる働きがあります。

一酸化窒素には血管を広げ、血流量を増やす作用があり、男性の場合は特に海綿体への血流量が増えることにより、結果的にペニスが増大するといわれています。

最近の男性サプリには、このシトルリン以外にもアルギニンやグルタミン、トリプトファンやメチオニンといったアミノ酸が積極的に使われています。

アミノ酸は、筋肉や骨、皮膚といった人体の各部分を構成する基本となる要素であるとともに、人間の全ての代謝に不可欠なものなのです。

そういう意味では、生薬や動物由来の成分の力を借りる強精剤とは対照的なアプローチだといえるでしょう。

（2）精力剤はもう時代遅れ？

最新の研究により格段に進化した男性向けサプリメントの効果は、科学的に実証されたものであり、体にも優しいものです。

それでは昔ながらの精力剤は、もう「過去の遺物」なのでしょうか？

いえ、決してそんな事はありません。

何百年にもわたって珍重されてきた各種の強壮成分は、それだけの効力があったからこそ今日まで生き残ってこれたのです。

その証拠に、最先端のペ二ス増大サプリにも、スッポンやマムシなどの強壮成分が配合されている製品が多くあります。

（3）強壮成分がたっぷり入った男性サプリもある

一例を挙げると、「ヴィトックスα」というサプリがそれです。

このサプリはシトルリンやアルギニンなどの各種アミノ酸をメインとするサプリメントなのですが、それに加えて、スッポンやマムシ、蜂の子、ヤツメウナギ、コブラ、ハブ、黒蟻、牡蠣肉エキス、オットセイ、海蛇、冬虫夏草、高麗ニンジンなど、100種類を超える生薬や強壮成分が配合されています。

そもそもヴィトックスαは、その強力なペニス増大効果で注目を集めたサプリなのですが、これらの伝統的な成分を加える事により、強精効果や勃起力にも定評のあるサプリになったのです。